2021年11月8日から12月20日まで、NHK総合テレビの「よるドラ」枠で放送
目次
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし あらすじ
疑似姉妹である阿佐ヶ谷姉妹が、生活も仕事も共にする中で、阿佐ヶ谷という町になにかインスピレーションを感じて、暮らし始める。四六時中一緒なので、長年連れ添った夫婦のような感じになっていくが、近所の人たちのお世話になりながら、幸せを見つけていく。芸能人らしくない素朴な阿佐ヶ谷姉妹の、気取らない阿佐ヶ谷の暮らし。だが、常に行動をともにするうちに精神的に参ってしまう。芸人としての仕事も軌道に乗って増え始めると、さらに二人でいる時間がおおくなり、ついには避けたり悪夢を見てしまうようになる。これではだめだと、部屋を探し始めるがしっくりこず、今住んでいる阿佐ヶ谷の部屋が自分たちの部屋だと再確認。どうすればいいかと悩んでいると、奇跡的にアパートの空き部屋ができで、隣同士で済むことになった。画面からでる裏表のない姉妹の素朴なところと、彼女たちを心配する家族愛がいい。いつも明るい彼女たちからは、感じられない悩みも前面に出ていてよかった。配役があっていたのも面白かった要因の一つ。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし 感動シーン、面白かったシーン
感動したシーンは、やっぱり中華料理店の女将が亡くなったシーンです。大将が語る女将と過ごした年月。
離れがたさにお骨を食べようとしたり、一緒に墓に入ると言って怒られたりしたと姉妹に語り、二人の愛情の深さに姉妹も涙します。
ここまで愛された女将は幸せだったんだと、感動しました。全体的に面白いドラマでした。うっぷんがたまっている美穂に対して、江里子がセミダブルの布団を買ってきますが、なぜ布団?と笑いました。しかし、美穂のことをよく理解しているせいか、セミダブルの布団は美穂にとって、いい方向に向かっていくので、通じ合っているのもいいなと思ったシーンでした。画面を通してみる江里子は、怒ることはしなさそうですが、アパートの隣の住人の部屋からケンカの声が聞こえてきたとき、怒鳴り込むシーンがありました。隣の住人と江里子、美穂を巻き込んで大騒動になりますが、騒動の張本人が阿佐ヶ谷姉妹の大ファンだったことから、意気投合して、サインまでしてしまいます。さっきまで怒っていたのに、すでににこやかな雰囲気になっているシーンは、笑いました。最終回のシーンは、姉妹の人柄もありますが、東京の阿佐ヶ谷という町にあって、まだ人情があるのだというところ。アパートを買い占めると言って、最後は歌を披露する場面は良かったです。
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし 放送回
第1話 | やっぱりワインレッドかしら? |
---|---|
第2話 | 一気はノンノン、メンズノンノンよ |
第3話 | 白湯を飲んで生きていきます |
第4話 | 他人です、実の他人です |
第5話 | ババアって言った?それともババロア? |
第6話 | ベランダ、あぁ、いい響きね~ |
最終話 | ふふふ、人生って、不思議よねぇ |
阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし 主なキャスト
木村多江、安藤玉恵、研ナオコ、宇崎竜童、いしのようこ、中川大輔